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金環日食・和歌山県下で小学生も婚約者も大喜び!
20日夕方には紀南地方は雨が降り出し、21日の金環日食観察には?でしたが、幸いなことに約1時間前には雨が上がり、雲が流れる曇り空ではありましたが、待望の「金環日食」が観察することができ、大人も子供も共に大喜びに沸き立ちました。和歌山県では282年ぶりとなる金環日食の瞬間をみんなで一緒に見届けようと、和歌山市立雄湊(おのみなと)小学校では、けさ(21日)全校児童らが早めに登校して観測会が行われました。
あいさつする和歌山市教委の大江教育長(5月21日)
観測会には和歌山市教育委員会の大江嘉幸(おおえ・よしゆき)教育長や地域の住民らも加わり、日食観測メガネで空を見上げ、徐々に月の影で欠けていく太陽の姿を見守りました。
日食眼鏡で金環日食を観測する児童ら(5月21日・和歌山市立雄湊小にて)
和歌山市東坂ノ上丁(ひがしさかのうえちょう)の雄湊小学校では、金環日食当日のきょう午前6時半すぎから児童や保護者らが集団登校し、1時間目の授業を午前7時20分に前倒しして、金環日食の全校観測会と銘打って、校庭で特別授業が行われました。
金環日食(和歌山市立雄湊小上空・2012年5月21日午前7時32分ごろ)
そして、午前7時29分ごろ、あたりが薄暗くなり、太陽が指輪のようになった金環日食の状態になると、児童や保護者、それに福田光男(ふくだ・みつお)校長や担任の教諭らが「わっかになった!」「きれい!」「すごい!」と一緒になって歓声を上げ、世紀の天体ショーの瞬間を見届けました。
雄湊小の福田校長(後列中)も一緒に観測(5月21日)
福田校長は「子ども達にとてもよい経験になったと思います。私も教師生活でこのような事は初めてです」と興奮した様子で話していました。
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日食リング(金環)と愛の言葉を大切な人へ 那智勝浦プロポーズ大作戦!
282年ぶりに金環日食を観測した今朝(21日)、和歌山県那智勝浦町の那智海水浴場では、特別な日に大切な人へ想いを伝えるプロポーズイベントが開かれました。
これは、那智勝浦町観光協会が、太陽と月が重なり美しいリングを形作る特別な日に、一生の思い出となるプロポーズをしてもらおうと開いたものです。
イベントには、2組のカップルが参加し、那智勝浦町で最も金環日食のリングがはっきり見える午前7時25分ごろから、砂浜に設けられた特別席で愛の告白が行われましたプロポーズ前に「率直な言葉で伝えたい」と意気込みを語っていた、大阪市福島区の会社員・宮武宏(みやたけ・ひろし)さん25歳が、恋人の山之内春香(やまのうち・はるか)さん25歳に堂々と「結婚しよう」とプロポーズすると、山之内さんは「よろしくお願いします」と笑顔で受け入れていました。
2人には、同協会から熊野古道の大門坂(だいもんざか)での人前結婚式の権利がプレゼントされました。
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、2組のカップルに「282年分幸せになってください」と祝福していました。
那智海水浴場には、この日、早い時間帯からおよそ1000人が集まり、金環日食のリングが見えると、一斉に歓声が上がっていました。 「WBS和歌山放送ラジオ」提供
あの日は大変賑やかな一日でござりましたのぉ ^w^
返信削除海南市民の日頃の行いの良さのお陰か、雲一つ無い状態で金環日食を楽しむ事が出来申した^^
こういう楽しげなニュースばかりじゃと良いのじゃがのぉw
モノノフ殿
返信削除282年ぶりと言うんだから、完全な金環日食見れたことは奇蹟に
近かったと言えます。
世に「追っかけ」マニアがいて、日食を求めて世界中を駆け回る
写真家も居るそうですから、オタクになれば金がかかりそうです。