昭和62年に沖縄で見えた金環日食(津村光則さん撮影)
「わかやま新報」は4月26日号で金環日食が起こる5月21日に合わせて県下全域が「金環日食」が観測できる案内を行っている。
その中より中心線が走る南紀串本町の部分を抜き出し、ご紹介することにした。・・・というのは唯、中心線上に位置するだけでなく、民謡「串本節」で全国に知られ本州最南端の位置し黒潮洗う「潮岬」と「橋杭岩」の名所で知られ、今は架橋により巡航船は無くなったが、向かいは大島の同町大島の農産物の特産品が「金柑・キンカン」なのである。(クリックで拡大してご覧下さい)
太陽と月がおこす「金環(日食)」と同町特産の柑橘類「キンカン」の取り合わせの妙に興味を惹かれたからである。果たしてどんなイベントやキャンペーンが企画されたのやら、同紙と串本町観光協会のお許しを得てここに紹介させていただくことにした。
(わかやま新報・4/26)
5月21日早朝、 県内で282年ぶり(国内で25年ぶり)に観測できる 「金環日食」 まで1カ月を切った。 県内各地では当日に合わせて、 観測会やイベント、 キャンペーンなどが展開される。
「金環日食」は太平洋側の広範囲で観測でき、 関西できれいに見られる中心線が通るのは和歌山だけとあって注目されている。
金環日食とは、 月の周りから太陽の光がはみ出してリング状になる神秘的な天文現象。 県では串本町、 那智勝浦町、 新宮市を日食帯の中心線が通り、 午前7時27分ごろに食の最大を迎える。
串本町では橋杭岩や潮岬望楼の芝、 串本港で観測会が開かれる。 串本港では野生クジラを見ながら、 大自然の中で日食を楽しめる。 前日にはキャンペーンを行い、 宿泊客に日食眼鏡を無料提供する。19~21の3日間は町内10店でキンカングルメのスタンプラリーを開催。
割り引きサービスなどがある施設や飲食店も12カ所ある。 問い合わせは串本町観光協会(℡0735・62・3171)。
金環日食で特産のキンカンをPR、串本町(串本町観光協会)
串本町では、同町の潮の岬にある「望楼の芝」と「橋杭岩」の名勝2箇所に観察地点を設ける他、金環日食にちなんで特産の柑橘「きんかん」をPRしようと、19日から日食当日までの3日間、「きんかんグルメ・スタンプラリー」を開催します(参加店10業者、協賛店12業者)。参加店舗の中には、今回新たに、きんかんを使った商品を開発したところもあり、新しい名物になればと力が入っています。販売されるのは、きんかんソフト、きんかんブッセ、きんかんジェラート、きんかんパンナコッタ、各種きんかん料理を提供するレストランなど多岐にわたっていて、これらをめぐるだけでも楽しめそうです。
(キンカン) (キンカンを使ったグルメ)
柑橘類の「キンカン」は串本町大島の特産で、温暖な気候のもと100年以上前から栽培されていて、特に、樫野(かしの)地区のものは、大きさ、色、味、品質ともに良いとされ、関西の高級料亭などで料理に使われているほか、シロップ漬けやジャム、マーマレードなど多くの加工品が生産されています。観光協会では、「きんかんグルメを食べながら金環日食も楽しんで」と串本をPRしています。
串本町は、金環日食の中心食線が通る観察条件に恵まれた地域で、当日(21日)は、午前6時から、本州最南端の潮岬望楼(ぼうろう)の芝や橋杭岩(はしぐいいわ)などで観察会が行われます。
黒潮洗う「潮岬」や「橋杭岩」の絶景で「金環日食」が観察できるとあって旅館やホテルは予約ですでに満杯状態、キャンプ場も押すな押すなの状態だという。
万一曇天等で観察不能の場合は代案を企画して万全を期するというが、町ではあと2日にせまった「金環日食」にあわせて、てるてる坊主が町中のあちこちにつり下げられ、町では、世紀の天体ショーの日を快晴で迎えることを願っています。
巨大てるてる坊主は1メートル50センチほど。今月10日から設置されています。胴体の部分に観光客たちが文字を書き込めるようになっていて、訪れた人たちは「晴れますように。楽しみにしています」などと書いていました。
願わくばこの上は、当日が日本国中の観察者のためにも好天に恵まれ、観測できるよう願うばかりで、現地でもJR串本駅と串本海中公園の海中に「てるてる坊主」をすでに吊されているそうだから、万人の想いは唯一つ
”てるてる坊主 てる坊主 明日天気にしておくれ~!”
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(キンカン) (キンカンを使ったグルメ)
柑橘類の「キンカン」は串本町大島の特産で、温暖な気候のもと100年以上前から栽培されていて、特に、樫野(かしの)地区のものは、大きさ、色、味、品質ともに良いとされ、関西の高級料亭などで料理に使われているほか、シロップ漬けやジャム、マーマレードなど多くの加工品が生産されています。観光協会では、「きんかんグルメを食べながら金環日食も楽しんで」と串本をPRしています。
串本町は、金環日食の中心食線が通る観察条件に恵まれた地域で、当日(21日)は、午前6時から、本州最南端の潮岬望楼(ぼうろう)の芝や橋杭岩(はしぐいいわ)などで観察会が行われます。
黒潮洗う「潮岬」や「橋杭岩」の絶景で「金環日食」が観察できるとあって旅館やホテルは予約ですでに満杯状態、キャンプ場も押すな押すなの状態だという。
万一曇天等で観察不能の場合は代案を企画して万全を期するというが、町ではあと2日にせまった「金環日食」にあわせて、てるてる坊主が町中のあちこちにつり下げられ、町では、世紀の天体ショーの日を快晴で迎えることを願っています。
巨大てるてる坊主は1メートル50センチほど。今月10日から設置されています。胴体の部分に観光客たちが文字を書き込めるようになっていて、訪れた人たちは「晴れますように。楽しみにしています」などと書いていました。
願わくばこの上は、当日が日本国中の観察者のためにも好天に恵まれ、観測できるよう願うばかりで、現地でもJR串本駅と串本海中公園の海中に「てるてる坊主」をすでに吊されているそうだから、万人の想いは唯一つ
”てるてる坊主 てる坊主 明日天気にしておくれ~!”
上・下潮岬「望楼の芝」 |
上・下・「橋杭岩」 |
JR串本駅に吊された「てるてる坊主」 串本海中に設置された「てるてる坊主」
(串本観光協会提供) (串本ボンテン・クラブ提供)
(串本観光協会提供) (串本ボンテン・クラブ提供)
おはようございます♪
返信削除串本町では、金環食がきれいに見えていたようですね。
こちら、富士宮は残念ながら雲の中でした。
くやしいから、庭の金柑で、ママレードなど作ります。(笑)
EYASUKOさま
返信削除昨夕は串本地方は雨模様でした。折角みんなが期待して
いるので、せめて曇り空からでも太陽が覗けばいいなと
思ってましたが、雲が多いながらも天気に恵まれたようです。
昨年台風12号で大きな被害を受けた串本・那智勝浦町は
これを期に復興への歩みを早められればと祈っております。