ニュース和歌山では、過去紀伊国名所図会に彩色を施し、「城下町の風景」「和歌浦の風景」を連載するとともに単行本としても発刊し、観光案内書や地元住民のコレクションとしても愛読され、好評を博してきましたが、この度「城下町の風景」Ⅱ弾として掲載されることになりました。
和歌山市の中心に位置する「和歌山城」。天正13年(1585年)に紀州を治めた豊臣秀吉が弟の秀永に築城させ、江戸時代には徳川頼宣が入城。紀州五十五万五千石として、徳川御三家のひとつに数えられました。8代将軍となった吉宗は、紀州徳川家の5代藩主です。
江戸時代の城下町の景観と人々の暮らしを描いた『紀伊国名所図会』は、文化8年(1811年)に出版されました。この中から、和歌山の城下町が描かれた30枚に彩色し、当時の人々の暮らしを生き生きと再現したのが『城下町の風景』です。
和歌山市立博物館総括学芸員の額田雅裕さんが解説を、芝田浩子さんが彩色を担当。現在の写真と地図を添えており、江戸時代と現代を見比べられます。
A4版オールカラー、64ページ。税込み1,050円 お申し込みは「購入申し込み」ページからお願いします。
万葉集にも詠まれた風光明媚な地「和歌浦」。和歌山市の南西に位置し、潮の干満により和歌川河口には干潟が顔を出します。朝日、夕日にきらめく水面の美しさに、古くは山部赤人が、江戸時代には松尾芭蕉が、句を残しています。
江戸時代に発行された『紀伊国名所図会』には、和歌浦の東照宮や天満宮、妹背山などをはじめ、紀三井寺、高松など周辺の風景が描かれています。 図会に彩色し、解説を加えた『和歌浦の風景』には、これらの風景はもちろん、400年前から続く和歌祭の絵巻や、紀三井寺の参詣曼荼羅を掲載。現代の写真と地図との比較で、当時からの変化を楽しめます。
A4版オールカラー、64ページ。税込み1,050円 お申し込みは「購入申し込み」ページからお願いします。
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和歌山国体が来年に迫ったなか観光案内書としても地元住民にもひろく和歌山を知って頂く意味を込めて、同社のお許しを得て転載させて頂く予定です。
どうぞ、シリーズとしてご愛読下さるようお願いいたします。
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