極楽橋駅に飾られた風鈴=2019年6月27日、和歌山県高野町

笹の葉さらさら
軒端に揺れる
お星様きらきら
金銀砂子
五色の短冊
私が書いた
お星様きらきら
空から見てる
ささのはさらさら
のきばにゆれる
おほしさまきらきら
きんぎんすなご
ごしきのたんざく

わたしがかいた
おほしさまきらきら
そらからみてる


 



















高野山を訪れる人に夏の風情を楽しんでもらおうと南海電鉄は27日、高野山に上がるケーブルカーに乗り継ぐ高野線の極楽橋駅(和歌山県高野町)に「風鈴トンネル」を設置した。
 構内通路に約500個の風鈴がつるされ、色とりどりの短冊が風に揺れている。企画は今年で7回目で、短冊は南海沿線の小学生や園児らが願い事などを書いたもののほか、極楽橋駅や加太線の加太駅に設けられた「短冊記入台」で訪れた人が書いた短冊も飾るという。短冊は約2週間ごとに交換する予定。短冊記入台は8月18日まで。風鈴トンネルは9月4日まで。
 ケーブルカーで上がった高野山駅では7月6日から8月25日までの土・日・祝日・休日やお盆期間に、駅長や駅係員が、山内の僧侶らが着る「作務衣(さむえ)」を着用することにしているという。