さきにブログをしばらくお休みしますとカキコしましたが、おかげさまで体調不調も軽快し再開の見通しが立ちましたので、不透明な不安感で覆われた現況のなか、自立への目標をたてそれにチャレンジしようとするイベントを紹介して8月の〆とし、本格的な再開は9月からとさせていただきます。但しブログの更新は今までより少なめとなることをお許し下さい。
夏休みもあと僅かになった今日この頃、県立自然博物館は子供連れで大賑わい、わたしの家の東となりにある駐車場は出し入れする車で大混雑、夏休みの宿題を兼ねての見学なのだろうか!
一方昨日はローカル鉄道再生のモデルとされる「たま」「二タマ」駅長やユニークな「たま電」「いちご電」「おもちゃ電」で全国に名を馳せる(和歌山電鉄)第6回「貴志川線まつり」が開催され大勢のファンや見物人で賑わった。
今回は和歌山電鉄の県・市からの補助金が打ち切りとなる3年半後には乗客数を現在の218万人を250万人とする悲願を掲げて自立を目指すキャンペーンとなるが、官民と和歌山電鉄の密着度や同社の経営姿勢からみて十分に達成可能な目標とわたしは信じるので、引き続き同社のアイデア経営と貴志川線の未来を’つくる会’等の民間支援団体とのさらなる応援態勢の強化等を見守り続けてゆきたいと想う。
貴志川線「あと4回(2往復)多く乗って黒字に」キャンペーン!
(7/30/WTV放送記事より)
和歌山電鐵・貴志川線の運営を支援する、和歌山市と紀の川市による資金提供の終了まであと3年半となったことを受け、沿線住民などでつくる「貴志川線の未来をつくる会」は、「年間利用者数250万人・沿線住民にあと4回(2往復)多く乗ってもらおう」という目標を掲げた利用促進キャンペーンを展開しています。
和歌山電鐵・貴志川線は、6年前(2006年)に南海電鉄から引き継いで開業し、「たま駅長」や「いちご電車・おもちゃ電車」などユニークな観光客誘致事業などが功を奏して、年間輸送人員が210万人台で推移しています。
2008年度以降、最終損益が初めて赤字から脱却しましたが、和歌山市と紀の川市から10年間の運営支援資金を得ているため、単体での黒字はほど遠い状態が続いているうえ、3年半後に、両市からの支援も終了することから、収益力の向上と乗客数のアップが、今後の存続に向けての大きな課題となっています。
そこで、沿線住民の有志が中心となって2004年から活動を続けている団体「貴志川線の未来をつくる会」では、黒字化への転換を図ろうと、昨年度(2011年度)218万人余りだった年間利用者数を、今年度(2012年度)以降は30万人あまり増やして、250万人ベースに持って行き、およそ8万人いるとみられる沿線住民に、年間であと4回多く貴志川線に乗ってもらうことで、目標が達成できると試算し、県や自治体などと連携して呼びかけを行っています。
つくる会では「何よりも沿線住民の利用が重要で、これまでよりもあと4回多く乗ることで、将来貴志川線を存続させる望みが繋げられる」と話しています。
また、県・総合交通政策課も「たま駅長効果で観光資源として定着したが、今度は、沿線住民の皆さんにも地域の大切な交通手段の存続に力を貸して欲しい」と広く協力を呼びかけています。
26日の「貴志川線祭り」の開会式でキャンペーン開始を宣言し、訪れた人たちに協力を呼びかけるほか、チラシを配布して沿線住民に直接訴えることや、「婚活電車」など新たなイベントのアイデアが出ているという。同会の浜口晃夫代表(71)は「1人が年間4回だけでも乗ってもらえれば道が開ける。地元住民だけでなく、誰でも広く協力してほしい」と訴える。
・貴志川線の未来を’つくる会’アドレス:
http://kishigawa-sen.jp/ ◆ ◆ 第6回「貴志川線祭り」・8/26(WTV放送記事より) |
和歌山市と紀の川市を結ぶ和歌山電鐵貴志川線の利用を促進しようという催し「貴志川線祭り」が、26日、和歌山市で開かれ、大勢の家族連れや鉄道ファンで賑わった。 和歌山市の伊太祁曽神社では、オープニングセレモニーが行われ、まず、和歌山電鐵の礒野省吾専務が「今日はじっくり楽しんでいただき、貴志川線にあと4回多く乗っていただいて永続させてください」と挨拶、続いて、貴志川線の未来をつくる会の浜口晃夫代表が「この場をキックオフとして、今後、様々な取り組みを行っていきます。貴志川線のご利用をお願いします」と宣言した。 また、和歌山駅に設置される貴志川線の利用者数を知らせるカウントボードの除幕式が行われた。 貴志川線祭りは、貴志川線の利用促進イベントとして毎年開かれているもので、今年は、2月に着任した伊太祈曽駅のニタマ駅長の就任記念を兼ねて開かれた。 貴志川線は和歌山電鐵が平成18年4月に運行を始め、貴志駅の「猫の駅長、たま」の人気にもあやかって、去年は218万人を超える人たちが利用していますが、経営を黒字化する250万人には届いていません。 このため、沿線の和歌山市と紀の川市が赤字を補填しているが、10年の運営補助の対象期間が残り3年半となっていて、和歌山電鐵では「チャレンジ250万人あと4回多く乗って永続させよう」というキャッチフレーズを設定し、貴志川線沿線の住民らに利用を呼びかけています。 第2会場となった伊太祈曽駅では、「電車と遊ぼう」と題した体験イベントが行われ、訪れた家族連れや鉄道ファンは、貴志川線のデザイン電車で2両でおよそ70トンある「おもちゃ電車」と綱引した他、グッズコーナーで買い物をしたりして休日を楽しんでいました。 |
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