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2012年8月7日火曜日

今日は「立秋」です

暦の上では今日8月7日が「立秋」に当たります。四季毎に「立春」「立夏」「立秋」「立冬」があり、その前日が季節を分ける日に当たることから「節分」と呼ばれますが、今は「立春」前日の「節分」だけが注目され、その外の節分は忘れられた存在になってしまいましたが、節分には邪気を払うしきたりがあり、今でもこれを行っている神社に地元・海南市大野中「春日神社」があり、人形(ひとがた)に穢れを託す「春日夏の節分祭」として今年も行われました。

立秋 (りっしゅう) 8/8頃
 初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)


この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。
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平安時代初期の歌人・能書家
藤原敏行
   藤原敏行が詠める有名な歌      秋立つ日によめる    藤原敏行

       秋来ぬと  目にはさやかに  見えねども   風の音にぞ  驚かれぬる
                                                        (古今集・巻四、秋上、一六九)
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子供の頃が懐かしい童謡で今でも口ずさんでいる♪
「小さい秋みつけた」・【作詞】サトウハチロー・【作曲】中田喜直

1.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
目かくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
呼んでる口笛 もずの声
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた

2.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
お部屋は北向き くもりのガラス
うつろな目の色 とかしたミルク
わずかなすきから 秋の風
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた

3.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
むかしのむかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉あかくて 入日色
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた



 



季節は目には見えないが着実に秋へむかって進んでいます。赤とんぼや野の花に小さい秋を見つけて下さい。自然とのふれ合いを通して日に日に秋の実感が感じられることでしょう!!!

2 件のコメント:

  1. 昨夜から今朝にかけては誠に涼しゅうござりましたなぁ^^
    されどいくら立秋とは申しましても、まだまだ暑さも続きましょうぞ^^;

    ところでお盆の間はしげやんはお家におられましょうや?
    出来ればお借りしておる資料をお返し致しとうござる。
    13日から15日までの間でお家に居られる日がござれば、
    どうかお教え下さりませ^^

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  2. モノノフ殿
    昔の人は云いました。”暑さ寒さも彼岸まで”さすればあと暫くは
    残暑が続きましょうな!せめて朝夕に秋を感じて下され!
    さて、お問い合わせの件、下記の通りです。
    13日:午前中・墓参り、但し私は留守番にて在宅 午後:在宅
    14日:午前中・外出 午後:在宅
    15日:午前・午後とも在宅
    回答遅くなり失礼しました。

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