明後日 12日発表。
今年の漢字(2010年までの一覧と2011年の予想)・日本漢字検定協会
2011年の「今年の漢字」は何になるでしょうか?
(2011年10月22日現在予想)(今後変更になる可能性があります。)
・1位「原」原子力発電所、福島第一原発
・2位「災」東日本大震災、災害(台風なども)、人災
・3位「被」被曝(被ばく)、被災者、風評被害
・4位「震」東日本大震災、地震、余震
・5位「波」津波、引き波
・6位「放」放射線、放射能、放射性物質
・7位「電」計画停電、東京電力、節電
・8位「絆」深まる絆
・9位「難」避難、計画的避難地域、帰宅困難者
・10位「乱」混乱
2010年(昨年)の「今年の漢字」の結果が「暑」だったことからも分かるように、今年の漢字は意外と単純なものに決まります。
応募数が最も多かった漢字を今年の漢字とするわけですから、ある意味当然かもしれません。難しいことは考えず、素直に考えれば予想はしやすくなります。
よって、1位は「原」としました。震災後、長引く原発問題の影響で、日本は大混乱に陥りました。原子力発電については賛否両論ですが、多くの人が原子力や原発という言葉を目にして耳にした年であったことは確かです。2位以下も自分の中ではかなり接戦です。10位まで全て震災関連です。
2011年の予想をするに当たって、一番気になることがあります。それは、
・過去に今年の漢字として選ばれた漢字が、再び選ばれることはあるのか
ということです。(追記:再び選ばれることはある。下記参照)
「今年の漢字」は、スタートした1995年から2010年までの16回分で、同じ漢字が選ばれたことはありません。しかし、もし、一番多くの人が選んだ漢字が過去の今年の漢字と同じだったら、それをそのまま採用するのでしょうか。
この点に関する見解は、過去に選ばれた漢字であっても、選ばれないということはなく、採用する可能性が高いのでは、ということです。
その根拠として、応募数が2位以下だった漢字が過去の今年の漢字と同じだったケースはいくつもあります。2008年に4位の「食」は1996年の今年の漢字、そして2010年に10位、2009年に6位の「変」は2008年の今年の漢字です。
こういったことから、過去に選ばれた漢字を特別扱いしているようには見えません。
今年は東日本大震災の影響があり、「震」と「災」がかなりの応募数になると思われるのですが、「震」は1995年、「災」は2004年に選ばれています。過去の今年の漢字が再び選ばれる最初の年は今年になるかもしれません。
【ちなみに「震」は1995年に選ばれているが、「過去に選ばれた字でも応募数が1位であれば『今年の漢字』になる」と同協会広報課の花立和之さん。「同じ字であっても、今年その字を選んだ理由や思いは違うはず」とも。】
よって、過去に選ばれた漢字が再び選ばれることはあるようです。
一方産経新聞の予想によれば、
今年の漢字は? 人々の予想は「絆」「悲」「災」「望」…産経新聞12月9日(金)
この1年の世相を表す漢字1文字を選ぶ恒例の「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)が12日、京都市東山区の清水寺で発表される。
東日本大震災や台風12号による紀伊半島豪雨など甚大な被害をもたらした災害が多発した1年。一方で、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンが初優勝するなど、列島を明るくする話題もあった。一足先に人々に話を聞くと、それぞれの思いが込められた1文字が浮かんできた。
■「絆」が優勢?「悲」「災」「暗」「望」
・みなさんの今年一年は?
・来年に託す期待は?
2010年1月から綴ってきたブログをマイナーチェンジしました。09年にはアメリカで初の黒人大統領オバマが誕生し「CHANGE]という言葉が流行語となりましたし、わが国でも政権交替が行われました。 このブログでは歴史ある地元紀州の「温故」と「知新」に倣って、さらに一歩踏み込んだ「創新」を視点として「温故創新」を採り上げて参りましたが、「街おこし」に熱心に取り組まれておられる方々とも連携しながら、さらなる充実を図ってゆきたく、タイトルも[徒然なるままに地元の『温故創新』を訪ねある記]と、より視点を明らかにしました。 なにとぞ、従来にも増してご支援下さるようお願い申し上げます。
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